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川村カオリさんの死を悼んで、思うこと・・・。

7月28日、川村カオリさんが亡くなりました。
私は、正直、ピンクリボン活動を積極的に行なっていていたミュージャン・・・程度にしか川村カオリさんを知りません。
しかし、川村カオリさんが亡くなった日の夜、私はイタンーネットでこの訃報を知り、今までになく重い気持ちになってしまいました。それは、私も乳がん経験者からだと思いますが、かと言って、乳がんで死ぬことが怖いとか、乳がんの再発に恐怖を覚えたとか、そういうことで重い気持ちになったわけではないのです。

また「乳がん=死ぬ病気」という記憶だけを人々の脳に深く刻んでしまったのではないか・・・と、報道の記事を見て思ったからです。
確かに、自らが乳がんと闘いながら、ピンクリボン活動で乳がんの早期発見、早期治療のために乳がん検診に行きましょう!と呼びかけを行なってきた勇気と愛の乳がん戦士でした。川村さんの行なってきたことは尊敬に値します。

しかし、ふと思ったことは、乳がんと前向きに闘った川村さんの勇気は確かにそのとおりで、それは彼女を讃えるべき事実。しかし、川村さん自身が残したかったのはもっと違うところにあると思うのです。
川村さんは身をもって「乳がん=死ぬ病気」を教えたとともに、お母さんも乳がんだったそうで、遺伝的なリスクがあったにもかかわらず(川村さんが乳がんになったのは遺伝だけが原因かどうかはかりませんが)乳がん検診に行かなかったことの「失敗事例」として、自らを悪い例としてピンクリボン活動で訴えてきたことだと思います。
私は、乳がんと勇敢に闘ったことも立派だと思いますが、こちらのほうが、愛と勇気ある行動だと思っています。

今、川村さんに「闘う勇気をありがとう」と言って本当に彼女は喜ぶだろうか・・・。
本当は、私だってあんまり乳がんと闘いたかったわけではないのよね・・・。
でも、娘の時代には、乳がん検診が当たり前になっていて、少しでも早く乳がんを発見して、私みたいにあんまり苦しい治療をしないですむ時代、そして、乳がんで死んじゃう人が一人でも少なくなる時代が来ることが一番の私の願いなのよね。
でも、運悪く、万が一乳がんなったときこそ、勇気をもって乳がんと闘ってほしい・・・。
私がついてるから!

と、言いたいのではないかと私は思います。
川村さんが伝えたかったこと、それは、闘う勇気もそうですが、乳がん検診に行く勇気もひとつだと思います。
早期発見をすれば「絶対に死なない」とは決して言えませんが、その率は確実に低くなると思います。

私は、これ以上、乳がんで死んでしまう女性の訃報をあまり聞きたくありません。
そのためにも、川村さんの本当の遺志をついで、乳がんにかかる人を防ぐことはまだ難しいかもしれませんが、乳がんで死ぬ人を減らすことはできるはずですので、そういった乳がん撲滅のための意識を高めて行くことが、私たちの役割なのだと思います。

川村カオリさんのご冥福をお祈りいたします。
SUN×SUN 昌子 * 乳がん雑考 * 10:28 * comments(1) * trackbacks(0) * pookmark

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Comment by @ 2009/08/01 12:28 PM
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