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ちさみさんへ 〜遺伝性乳がんについて〜

JUGEMテーマ:健康

ちさみさん、こんにちは。
2度目の抗がん剤が始まったのでしょうか?
体調はいかがですか?
子育てをしながらの治療なのですね。
お子さんのためにも、ここはしっかり治療して治してください。

トリプルネガティブ乳がんの方全員に、お知らせしたい内容でしたので、記事として、お返事させていただきますね。

ちさみさんのメールの内容を拝見し、かなり『遺伝性乳がん』の確率が高いような気がします。
トリネガ乳がんのうち、20-30%の方が、BRCA1という遺伝子に変異があることがわかってきていて、BRCA1の遺伝子変異がある場合、『遺伝性乳がん・卵巣がん症候群』である率が一般よりも高いそうです。
ちさみさんの場合、家系に乳がんになられた方が3名いらっしゃるということは、その可能性が疑われます。
『遺伝性乳がん・卵巣がん症候群』の場合、ちさみさんのような局所再発の可能性が高いそうです。

遺伝性ではないにしても、BRCA1の変異による乳がんだった場合、抗がん剤としては、

■有効と言われている抗がん剤
 →DNA直接障害性の抗がん剤
 →カルボプラチン、ジェムザール、エンドキサンなど

■効果が薄いかもしれない抗がん剤
 →タキサン系の薬剤
 →パクリタキセル、ドセタキセルなど

■現在、PARP阻害剤というのが有望視されているようですが、まだ試験中で、標準使用できるまでには至っていないようです。

ちなみに、聞いたところによると、遺伝性の場合は、ちさみさんのように居所再発を繰り返す可能性が高いので、全摘出+再建、抗がん剤治療というのが一般的にお勧めされる治療だそうです。
ただ、遺伝性といっても、上記のDNA直接障害性の抗がん剤は効果があるらしく、きちんと治療をして完治させれば、従姉妹の方お二人のように再発しないで済む場合もあるそうです。
セカンドオピニオンで、遺伝性乳がんについて、何かしらお話はありませんでしたか?

遺伝性ではなくとも、BRCA1遺伝子の変異によるトリプルネガティブ乳がんの場合、卵巣がんになる可能性も高いので、トリプルネガティブの方は、卵巣がんにも今後気をつけていったほうがよいようです。
もし、気になるようでしたら、現在の治療を受けながらでもよいかと思いますが、遺伝カウンセリングを受けられてみてはいかがでしょうか?
(もしお子さんが女の子なら、知っておいたほうがいいかもしれないです)

『遺伝性乳がん・卵巣がん症候群』については、下記に遺伝カウンセリングを受けられる施設や詳細が載っていますので、参考にご覧になってみてください。

http://www.hbocnet.com/index.html
http://www.familial-brca.jp/index.html

SUN×SUN 昌子 * 乳がん学習ノート * 14:45 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark

コメント

昌子様
以前心落ちつかせて、頂けるコメントをありがとうございました。
あれから、時間が経ち身体から、抗がん剤が抜けきったのか?
外にも出たくなり、気分もとても良い毎日に変わりました。
急に、思いだしコメントさせて頂いちゃいました。
息子の、お迎え行ってきまーす。&#128077;
Comment by あたぴ @ 2012/06/19 2:25 PM
あたぴさん! こんばんは〜!
コメントありがとうごさいます。
あれから半年でしょうか?
治療も進んで、外出したり、気分よく毎日を過ごしているようで安心しました。ほっ。。。

結構、お天気なんかも気分を左右するんですよね〜。
冬の寒い時だと、ちょっと気持ちも重い感じになっちゃうでしょ? 秋とか冬は要注意かも!

これから、息子さんともいっぱい遊ばなきゃならないですね! 楽しいことはこれからもたくさんですよ(^ -)
Comment by 昌子 @ 2012/06/19 9:10 PM
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