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運命を生きる 〜浅野史郎さんの講演を聞いて

JUGEMテーマ:健康
  

昨日、キャンサーリボンズが主催する『がん支えあいの日』記念フォーラムに行ってみました。

各がんの専門医によるトークは、参加者にわかりやすいようにと、お笑いネタや一般の方にも身近なネタを取り入れるなど、先生方もだいぶ頑張って工夫しているのがよくわかり、面白いながらもわかりやすい内容でした。

これまで何度かこういったフォーラムに参加しているので、そのような先生方のお話はもちろん勉強になったのですが、今回は、患者としてお話をしてくださった、難病と言われるATL(成人T細胞白血病)を克服された元宮城県知事の浅野史郎さんのお話がとっても面白いとともに、共感を抱きました。

 

浅野史郎さんがそんな難病を患っていたとは全く知らなかったので驚きとともに、浅野さんの病気との向かい方がかなり私が抱いたものと近いものだったので、・・・とはいえ、浅野さんのほうがよっぽと考えが研ぎ澄まされていますが・・・、いいエキスをいただいた感じがしました。

 

浅野さんの病気は、白血病の中でも最も治療が難しく、「発症したら助からない」と言われていて、完治には骨髄移植をするしか方法がないという病気だそうです。

浅野さんの病気が発症したのは、20095月。3年前です。

浅野さんは、ATLウイルスに感染しているのは知っていたそうですが、そのうちの1000人に一人しか発症しないということで、よもや自分が・・・と思っていたところに、発症の告知を受け、さすがの浅野さんも頭が真っ白になったとお話されていました。

 

浅野さんは、告知後、喫茶店で奥さんに「病気と闘う。必ず勝つ!」と宣言したそうです。そう宣言してからは、病気との闘いに勝つことしか考えなくなったので、病気への不安がなくなったと言っていました。これは、勝つ!と決めたところから、勝つことしか考えなくなったので、負けることや余計な心配事を考えなくなり、病気と闘うことに集中できたからだろうと語っています。

このとき浅野さんは「根拠のない成功への確信」と「チャレンジド」というキーワードを掲げてお話していました。

 

病気もそうですが、何かどうしようもない困難や試練に出合った時、根拠なんてなくてもいいから、自分はこの病気(困難)に勝てる!勝ってみせる!と強く思い、それに全力で立ち向かっていくことが大事なことなんだろうと思います。今どき古いかもしれないですが、なりふり構わず「がむしゃら」に、戦いだけに、病気を完治させることだけに集中することが大切なのだと思います。最近は、情報が溢れすぎているので、みんなが頭や理屈で現状を分析して、落ち込んだり、悲しんだりすることも多いのかもしれません。だから、みなさんも、まずは自分が乳がんを克服して治った姿だけを毎日毎日イメージして、治ることを強く願って日々生活してほしいなと思います。

 

また、浅野さんは、「チャレンジド」という言葉も使っていました。

これは、神様から「さあ、この困難を跳ね返してごらんなさい!」と試されているのだと考えたそうです。この辺も、私と病気のとらえ方が似ていると思ったところですが、病気は神様から与えられた試練。神様から私たちが試されているのです。それは運命であって、どんなに考えたり悩んだりしたところで、その運命からは逃れられません。逃れられないなら、神様からの挑戦に受けて立つ・・・これがチャレンジド(チャレンジの受身形)で、「必ず勝ってみせる!」という強い意志に変わったのだと思います。

 

「強く思う」ということはとても大事だと思います。

「念」という言葉がありますが、良いことだけを考えて行動していけば、不思議にいい結果を得られます。逆に、悪いことばかりを考えた行動をしていくと、何をやってもいい結果が得られません。悪循環に陥ります。

どんなにつらい状況や困難な状況にあっても、抜け出る道が全くないわけではないはずです。

浅野さんも、「発症したら助からない」と言われた難病を発症して3年、難しい骨髄移植をも乗り越え、まだ拒絶反応などもでたりするようですが、普通に生活できるまでになり、マラソンでいうと35キロ地点。完治までのラストスパートの段階とのことです。

 

浅野さんのトークは15分という短いものでしたが、お話された浅野さんの闘病生活について『運命を生きる』という本になっています。

私の本もお勧めですが()、浅野さんのこの本も、いいエネルギーをもらえます。元宮城県知事というと、内容が難しいと思われるかもしれないですが、あんまり難しい言葉も登場せず、わかりやすい言葉で書かれていますので、読んでみてください。

 

SUN×SUN 昌子 * 乳がん雑考 * 17:35 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark

コメント

小堀さん

先日、乳がんの告知を受け、小堀さんにメールで激励してしていただいた者です。
おかげさまで、検査も着々と進み術式や、術後の補助療法のんついても8割方決まってきました。

浅野さんの闘病は、以前、TVで拝見して知っていましたが
経過が良さそうで安心しました。
”チャレンジド”とても良い言葉ですね。
今回、私自身も告知を受けた時に、”何故罹ってしまったのか?”を考えて落ち込みましたが、”神様から挑戦を与えられた選ばれた人”ととらえ、自分を責めないようにしました。

私の場合、治療がこれからですので”病気と闘う”という実感がまだ湧いてこないですが、とにかく、治療を終えた後にしたいことを考えたり、毎日、楽しく充実した日々を過ごしている自分の姿を描いています。

また、小堀さんからの情報発信を楽しみにしていますネ。
Comment by mallowblue0121 @ 2012/06/19 1:07 AM
mallowblue0121さん、こんにちは。
コメントありがとうございます〜。
mallowblue0121さんも治療方針が決まってきたのですね。
あとは、しっかり治療して治るだけです!!
私は、あまり闘うとか勝つという言葉だと、若干気が重くなってしまうタイプなので(笑)、mallowblue0121さんには絶対に乳がんに負けないでね!とお願いしておきます。

チャレンジド、さすがは浅野さん、いいこというなぁ・・・と私も思いました。
私ももっと情報配信できるように、日々精進していかなきゃ!と思う今日この頃でした。
mallowblue0121さん、ありがとう。
Comment by 昌子 @ 2012/06/19 1:07 PM
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