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最近の検診や治療の「念のため」、過剰になりすぎてない?

JUGEMテーマ:健康
 

10月はピンクリボン月間で、町はピンク色になるんでしょうね。

最近、検診についてちょっと思うことがあったので書いてみます。
 

ピンクリボン活動で、乳がん検診について意識が高くなっているのは本当にいいことだと思います。
が、ピンクリボン活動がお祭りのようにイベント化され、その結果、検診率は増えているんでしょうか?
平成25年度の乳がん検診率は、32.7平成25年国民生活基礎調査の概況(がん検診受診率の推移))だそうです。

データはちょっと古いですが、欧米では、検診受診率が50%を超えているのに厚生労働省データP25)、この数字って・・・、本当に乳がん検診のことが伝わっているのか疑問になります。
しかも受ければいいってもんでもなくて、適切な受け方ってあると思うんですよね。
意識が高くて検診を受けている方などは、逆に過剰に検診を受けすぎちゃったりとか・・・。

 

なぜ、こんなことを思ったかというと、乳がん治療が終わったころに、乳がんになった人は子宮体がんも気を付けたほうがいいって聞いていたので、私も年だし、子宮体がん検診ってものも受けなきゃなーと、この4年くらい受け始めたんです。

でも私の心の奥底には、トリプルネガティブはホルモンと関係ないんだから、子宮体がんに関して、どこまで注意すべきなのかという疑問がくすぶっていたのです。
 

で、この9月、会社の健康診断のときに子宮体がんの検査も受けました。

今年で4年目。初年度と2年目は、検診センターの院長先生がたまたま担当してくださって、
子宮体がん検診は痛いから本当にやりますか?
と謎の質問をされ、「ん?どういうことでしょう?」と聞いたら、
エコーで子宮壁の厚さを見ることである程度わかるので、薄ければ問題ないのでそこでやめ、厚かった場合だけ細胞をとり検査しましょう!というご提案。エコーは痛くないのでそれで診てもらい、問題なし!ってことになりました。

 

で昨年から、院長先生ではなく、女医さんにかわり、昨年までエコーにしてもらっていたことを伝えたところ、エコーでは微妙な厚さだから、念のため細胞もとりましょうということになり、昨年初めて痛い思いをして細胞をとりました。結果は問題なし。

今年もその女医さんで、今年も細胞をとるのは痛いからやだなぁ・・・と思っていたところ、今回もエコーでは微妙な厚さだから、念のため細胞とりましょう!ってことに・・・。

だいぶ痛いからいやだと躊躇したのですが、「念のため」で、安心のためにもやったほうがいいでしょう?的なことで、しぶしぶ受けてみました。はい。

ところが、あまりの痛さに、私、そのあと具合悪くなり、残りのバリウム検査とか受けられなくなってしまったんです。これでも私、多少の痛みには強いほうの人間だと思っていたんですよ・・・。

 

検査結果は、問題なしでした。

で、あーあ、ひどい目にあったなと思い、今後もこんな思いをしながら、子宮体がん検診を受けていかなきゃならないんだろうか・・・という疑問が強くなったわけです。友人のお父さんが、前立腺がんの検査を受けて、1週間入院する羽目になったってことも聞いていたので、なんとなく最近、がん検診が過剰になってるのではないかと、私としては薄々疑問を抱いていたんです。

 
で、たまたま2週間後に乳がんの定期検査があったので、その場で先生に質問してみました。

「先生、子宮体がん検診って、どれくらいのサイクルで受けなきゃならないですか? 実は・・・」と、検診で具合悪くなったことをぶちまけ、できれば受けたくないことも付け加えました。

先生曰く、まず私はトリプルネガティブなので、それほど過剰に心配することはないけど、50歳を過ぎたら一般的に受けるようにしたほうがいい。でも、今回受けて異常がなかったんだったら、今後は、子宮内エコーで十分、エコーでよほどの異常が見て取れるか、不正出血など異常があった時だけ細胞をとるのでいいとのこと

欧米では、子宮体がんのように、健康で異常のない体を傷つけて細胞をとるような検査はやらなくなっている、とおっしゃっていました。
日本はまだ遅れていて、何かにつけ「念のため」って言っては検査する医療施設が多いとのこと。

だから、今度からは、エコーのみで、よほど「ヤバそう」でなければ、「念のため」の子宮体がん検診で細胞をとるのはやめようと思った今日この頃です。

 

なんとなく、がん検診とか、「念のため」といいつつ、金儲け的な要素もあるのではないかと疑いをもちつつある昨今。

そして、乳がんの治療でもフルコース・・・とかという言葉が出てきていて、最初この言葉を聞いたときには驚きました。必要な治療ならばもちろんやるべきですし、本人もちゃんと納得しているならいいですよ。でも、数パーセントの効果のために、「念のため」って感じで効果以上に体を痛めつけるようなことがなければいいなと思っています。

まさか、この治療の「念のため」も、病院の金儲けのためじゃないですよね? 生命保険のように、人の弱みに付け込んで、「念のため」と言っては過剰に盛り込んでいませんよね? あっ、決して生命保険の否定ではありません、私も、乳がん治療の際は大変お世話になりました。あくまで、人の弱みに付け込んで、「過剰」に金を儲けようとする人や施設もあるから注意しましょう!ってことです。
 

検診は大切です。

でも、健康体にいらぬ傷をつける過剰な検診もどうかと思います。

検診も治療も、効果に見合う、適切、適度なものであってほしいものです。
私たち一般人も、医療施設任せではなく、きちんと考え、自分にとってよい選択をしましょう。

SUN×SUN 昌子 * 乳がん雑考 * 13:41 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

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